これまで、奥多摩や丹沢エリアで歩道の清掃や補修をおこなっています。わたしたちはイベント支援だけでなく、自然環境保護のためにボランティア活動に指導者派遣などのを支援をしています。
アウトドア・プロモーション戦略立案や課題解決に繋がるアウトプットなどプランニングから相談できる会社が見当たらないなど、ハレノヒライフが一緒に解決します。
課題
どこも人手不足で登山道整備が手薄に
新型コロナウイルスの流行で長く長く続いた「非日常」の日々。ここ数年で多発的に、参加型の登山道整備(以下 トレイルワークス)の試みがいくつも行なわれた。ひとつはトレイルランニングの大会主催者。これは利用する長距離コースで行われる大がかりなものだった。さらには北アルプスなどでは山荘が中心となって、ボランティアを公募し、泊まりがけでトレイルワークスを行なうというものだ。
しかし、こうした取り組みには多額の費用がかかるという課題がある。道具の購入や参加者の移動費用など、整備には十分な予算確保が不可欠だ。ボランティアの善意だけで継続するには限界がある。行政や企業に協力を求めるなど、資金面での支援体制が必要不可欠となる。

解決策
いったい誰が登山道を守っていくべきなのか
近年こうした動きが急に盛んになっているのだが、それには理由がある。コロナ禍で山小屋が経営難・人材難に陥り、トレラン大会も中止を余儀なくされてきた。そうして登山道の整備にまで手が回らなくなってきた現実があるのだ。もともと登山道というのは管理主体が法的にあいまいな存在で、整備することは山小屋や大会主催者の責任ではない。ならば受益者である利用者を含めて、山小屋や主催者・行政・利用者の三位一体で管理をしていくのが望ましいのではないかという考えが方が生まれた。
クラファンの活用や支援者からの寄付を募ることで、必要な資金を調達する。私たちがSNS等を活用して費用を集め、賛同する企業からの協賛金を得て、資金援助するなどの活動が今後の持続性の鍵を握る。

参加者の声
体験すれば達成感は大きく喜びがある
トレイルワークスへの参加者は、日ごろから登山などの経験はあるが、整備の経験などない人ばかり。指導リーダーのもと、1日かけてトレイルワークスに汗を流した。整備した区間は十数メートルにすぎないのだが、自らの手によって登山道がきれいになっていく様を見て、「達成感しかない、また参加したい」「自分で整備した登山道をまた訪れてみたい」など、参加者は大きな充実感を得たようだ。
